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六歌仙(ろっかせん)

1. 和歌の名手を指す名数。本項で説明する。
2. 1から転じて、女一人、男五人の集団を言う。最も有名なのは講談や河竹黙阿弥の狂言によって知られる天保六花撰。

六歌仙は『古今和歌集仮名序』において紀貫之が「近き世にその名きこえたる人」として掲げた、各々の歌風を批評した六人の歌人のことで、具体的には僧正遍昭、在原業平、文屋康秀、喜撰法師、小野小町、大伴黒主を指す。ただし「六歌仙」という名称そのものは、後代になって呼ばれるようになったものである。

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本来、単に貫之が近代の歌人として名のある者を列挙したに過ぎないものであるから、特に歌風などの共通性は見られない。ただし古今集に収録された歌人群のなかでは、いずれも撰者達よりひと時代前の歌人であることから、古今集収録歌を三期に区分して、順に「詠人しらず時代」「六歌仙時代」「撰者時代」と称することがある。 高田崇史氏著QEDによると六歌仙に撰ばれている人物は皆、当時栄華を極めていた藤原氏に恨みを持つ者とし、これに惟喬親王を加えた七人を元は怨霊である七福神に擬えて封じているとしている。またその際、紀貫之は自らの紀氏を「甦る」とされる布袋になぞらえ、呪縛から逃れているともした。

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2008年03月08日 21:51に投稿されたエントリーのページです。

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